雨が降ったり止んだり、かと思ったら急に晴れたり、雨雲が近づいてきたりと、梅雨入りをしてからは不安定な天気が続いていますね。こんな梅雨真っ盛りですが、北半球では一年で太陽が一番高いところを通り、昼は最も長く夜は最も短い夏至が訪れます。陽の気は頂点に達して、これからは陰の気が少しずつ増えてきます。
夏はこれからなのに〜なんて思うのですが、自然界では夏至が陽のピークなんですね。せっかくなのでこの陽の気を心身に取り込んで実りのある夏を迎えたいですね。
しかし梅雨は湿邪の影響で体調を崩しやすかったり、頭や身体が重だるくなりがちです。食欲不振や浮腫などもこの時期特有の症状として出てきます。私も最近は重だるい気が続いているので身体の中の湿を飛ばすのに、毎日ハトムギを混ぜてお米を炊いています。特におすすめなのは、ハトムギとうもろこしご飯です。ハトムギは胃腸の調子も整えてくれるし、水分代謝も促してくれるし、美肌効果も期待できる、この時期には重宝される食材です。
とうもろこしは利尿作用の強いひげの部分もしっかり刻んで一緒に炊きます。炊き上がったら、ちょこっとバターと醤油をかけて食べると、これが本当に美味しい!おにぎりにしても良いので朝の忙しい時や、お弁当にも使えます。ぜひ簡単なので、梅雨の食養生で夏の暑さに負けない身体作りに活用してみてください。