まだ梅雨入りはしていないものの、湿気を強く感じる日が続いて、気圧が低いと頭や四肢が重だるく感じる日も増えてきました。その一方で晴れ間が見えると、陽差しや紫外線の強さが著しいです。いつだって季節の変化を感じる時は、雨や土の匂いだったり、夕焼けの色だったり、鳥の囀りや咲いているお花で感じる事が多く、初夏を感じる近ごろは庭の桑の実が沢山生っているので、朝起きたらとにかく実を摘むのが幸せのひと時です。

桑の実は別名マルベリーとも言い、実は「桑椹子（そうじんし）」という名の生薬にも使われています。桑は果実だけでなく葉、根の皮、幼枝も薬用として使われます。
日本では古来よりのスーパーフードで、その力は雷を避けるために、畑に桑の木を植えて「クワバラクワバラ（桑原桑原）」と唱える風習もあり、防災を祈る象徴の樹木でした。
ドリカムでもそんな歌があったような。。。

美容効果がとても高く、ビタミンCと鉄分が豊富で、潤いと不足しがちな血を補ってくれるので、肌艶やシミが気になったり、疲れ目や白髪など髪の衰えが気になる方の健康におすすめです。これぞ女性にとっては沢山摂りたいフルーツの一つですね。
果実は赤色から徐々に黒くなり、艶のある状態が食べ頃。
フレッシュな桑の実は甘酸っぱくて、ちょっと野性的な味が美味です。