言の葉

Theory of chinesemedicinal cuisine

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桃膠(とうきょう)と白木耳(しろきくらげ)の美肌スープ

桃膠(とうきょう)と白木耳(しろきくらげ)の美肌スープ

三寒四温が続き朝と夜の寒暖差が激しく、お肌もかなり乾燥を感じている日々です。
秋も乾燥するけど、春は花粉やら気温の変化や、紫外線も一気に強くなるので、お肌のケアはきちんとしなきゃと思いつつ基礎化粧品ケアだけでは追いつかない。やっぱり日々の内側からのケアもするとバランスを保てます。
そんな皮膚の乾燥が気になるので天然植物由来のコラーゲンたっぷりスープを作りました。

琥珀のようにキラキラして可愛い桃膠。
桃膠は桃の木から分泌された樹脂の事で、中国では古くから老化防止や美容効果が高いと言われている薬膳食材なんです。使い勝手も良く、スープやスイーツにも合うので、中華街で見つけるとついつい買ってしまうのです。

そして、五臓で言う肺と皮膚は深い関係で繋がっているので、肺を潤す事が皮膚をも潤します。
白木耳も肺を潤す食材の一つなので、一緒に使うと効果的。
棗は気も血も増やしてくれて、鶏肉との相性が良いのでスープを作るときは良く入れます。
今回は手羽先と卵と一緒にナンプラーで味付けして煮込んでみました。
パクチー大盛りで食べると気の巡りも良くしてくれるので、尚良しですね。

何かと肌荒れや不調を感じやすい季節の変わり目に作りたいスープの一つです。